実験と料理

RI実験。
血液中の受容体濃度を測定するために、実験施設にこもって、放射性同位元素で標識してガンマカウンターで計測する、というもの。久しぶりに実験のおねえさんを務める。
微量をきっちり、安全にも配慮して、手順、時間をきっちり采配しなくてはならない。
途中で、ケーキ作りのようだ、などと思う。モノはだいぶんちがうけれど。。。
無機質な実験室でひとりで居る時間があって、そうして次々思い出す。
実験がきちんとできる人は料理も上手い、という説もきいたことがある。
父親がかつて、「おまえは○○ができるのだから、料理もできるはずだ」と言ったことを思い出す。その○○が何であったかは忘れている。その謂いは「料理もできるはずであるのに、何故やらないのだ」と嘆きというか期待というかだった。くしゅん。