2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

しめ

注連縄と花を買う。 賀状にひとことずつメッセージを書く。 さいごに、メイルフォルダを整理して、データのバックアップをとる。 帰省。 いちねんのスケジュール兼ダイアリーをふりかえる。

善き友

「善き友を持つ」。昨日、本棚から見つけた某巻頭言にあった。 今日、某ウェブ日記の過去ログでも同じ言葉に出会った。 Glueck ist gute Freunde zu haben.釈尊のことばだ。仲良し連のことではない。 善き友にたすけられた。 善き友でありたい。

捨て納め

おそうじ日和。 昨夜、捜しものをするために古い手紙箱を開けたものだから、そこから今年最後の「捨てる」を開始。 3年ほど前までの、ハガキやカード類を思いきって捨てた。 友だちからのメッセージのあるものは捨てがたい。それでも、ひとつひとつを読み返…

体現

ジャイロトニック*1というエクササイズを体験。 くるくる、すうう、と滑らかな旋回運動が中心で、うまく動けるとその動き自体が快い。 プライベート・レッスンで、先生がマンツーマンでサポートしてくれる。 ここのスタジオの先生たちは、身体がほんとうにう…

「そうじ力」

人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」作者: 舛田光洋出版社/メーカー: 総合法令出版発売日: 2005/07/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 81回この商品を含むブログ (60件) を見る あなたの住む部屋が、あなた自身である あなたの心の状態、そ…

リアルな暮らし

クリスマス休暇を家族と過ごした。 何年ぶりだろう。いつもならば、雑事にかまけてひとりで過ごすか、ワークショップやリトリートに参加したりしている時期だ。 今年も、あるリトリートに参加しようかと迷っていたのだが、仕事の休みもお金も都合がつかなく…

それでもやさしい

秘書さんと非常勤講師さんと3人でお弁当を食べていると、学生さんが講師さんに卒論の相談があって入って来た。学「お食事中すみません」 講「ほんとよ」 … 学「じゃあ10分後くらいにまた来ますから」 講「10分で食べろってゆーわけ」 …と字面ではたいそう冷…

あめゆき

あめゆじゅとてちてけんじゃ 「永訣の朝」宮澤賢治 霙。吹雪。 雪ふりかかり下を向く。 足もとを見て下を向く。 ひとりでいるすきまだけ 仕事と仕事のすきまだけ うつむいたきもちでいることをじぶんにゆるす。 威勢よくでもなく 愛想よくでもなく ただ現の…

女将

NHKドラマ続き。 朝ドラ「風のハルカ」*1では、老舗旅館の若女将、倉田百江役の描かれ方も好きだ*2。 しょっちゅうブチキレながら旅館の運営面を差配しているコワい役どころなのだが、この女将がそんな部分を引き受けているおかげで、主人やドラ息子はやっか…

信念を曲げてでも

「宮廷女官チャングムの誓い」*1、総合テレビ放映になってからときどき観ている。 主人公の老ボスであるチェゴサングン、直属のボスであるハンサングンの聡明でかつ誠実な*2描かれ方に打たれる。 チェゴサングン氏は今回、人の口に入る料理を権力のために利…

clever

賢い(かしこい)とも、賢しい(さかしい)とも。巧妙とも、如才ないとも。 ああこの人はクレバーだな、という人はいて、それはそれで結構なものだと思う。でも、 サウイウモノニ私ハナリタクナイ。

いちょう

きょうもひるまのひかりのなかでほんのすこしの時間、車窓風景をたのしむ。 土の地面のない街だけれど、舗装道路の街路樹、いちょうのきいろがきらめく。 きょうも木々たちになぐさめられる。

principle of charity

そこまでのツワモノはさておき、たいていの場合には、すぐにはわからないと思われる人との間でも、コミュニケーションはとれる、そしてわずかでも違いを生むことができる、と信じる。 辞書や文法書のない、全く未知の部族の言語を、言語学者が理解してゆくと…

話せばわかる、ではないこともある

最近、ある先達から、ある人について「○○には言ってもわからないよ。バカだから」と教えられたことがある。 先達はその人に、何度も何度も、たいせつなことを言って聞かせておられていた。ときには怒ってさえも言われていた。と、ハタから見てきて思う。しか…

ふゆなおあおめるやなぎ

しょうしょうぐったりしながら、帰宅する午後。いちにちにひとつくらい、うつくしいことを日記に書きたい、と思った。久しぶりに、陽のあるうちに、バスに乗った。このごろ、夜ばかりで、地下鉄ばかりだったんだな。車窓からの風景に見とれた。 お濠の際の、…

ローザ・パークス

ふたつ。ローザ・パークス物語。 上記のようなわけで、一旦帰宅してぐったりしていた午後、たまたまつけたテレビで、NHK「海外ドラマ〜ローザ・パークス物語 米公民権運動支え先日亡くなった女性の生涯描く話題作」がやっていた。結局さいごまで見てしまった…

ミッションとパッション

市民運動家2題。 ひとつ。ミッションとパッション、あるいは、思い込みと暑苦しさ きょうは、印刷等の作業のために、人権関係団体支援のための施設と、NPO,ボランティア団体支援のための施設とのふたつを巡り、利用していた。 いま関わっている活動の利便の…

おしごと瞑想

黙々とできる作業はなにかにつけて大好きだ。事務仕事なら、封筒づめとか紙綴じとかスタンプ押しとか。

妄想脳

AERA 2005.12.12 マンスリースコープ 虫の目鳥の目魚の目「脳と犯罪」より 池田(池田清彦) ぼくらの世代くらいまでは、子どもはガキ大将がいて、ヒエラルキーがあって、という疑似社会的ななかで経験を積んで、自分の行動を決めてきた。いまの若者はそうい…

血が出るほど舌を噛む

「駆逐艦の艦長は血が出るほど舌を噛む」 アメリカ海軍の諺 とのこと。 舵を部下に任せて口を出さずにいる責任者の想いなるかな。 警察署に勤める同級生からのMLのメッセージで知った。 もう地方の署の役職になっている彼で、仕事に責任感もやる気もある人だ…

「心理療法ハンドブック」

心理療法ハンドブック作者: 乾吉佑,亀口憲治,東山紘久,氏原寛,成田善弘出版社/メーカー: 創元社発売日: 2005/09/01メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブログ (9件) を見る ひじょうにコンサイスなのだが、アドラー心理学の項がわかりやすげでし…

感覚について

「感覚」ということについて考えていた。 昨晩のレッスンでは、ローラー上や、台形の柔らかいマット上に横たわったり、ボールに脚をかけてなどの不安定な状態での動きをいくつもやった。じぶんの中心を見つけてバランスがとれると、ローラー上で片足と両手を…

いっきに真冬だ。

きょうの温故知新−『失敗から学ぶ』の間違い

昨日、滅多に触らない棚のあたりを掘り返していたら、ログのプリントアウトがいくつも発掘された。そのときどきに気になっていたものだろう。さがしものの手はとまって、ひとしきり読んでしまう。 ほとんどは佛教関係なのだが、なかには、こんなの*1もあった…

「新しい科学論―事実は理論をたおせるか」

理論負荷性のことは、さいしょこの本で読んだ。もう、新しくはない本になった。 新しい科学論―「事実」は理論をたおせるか (ブルーバックス)作者: 村上陽一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1979/01/24メディア: 新書購入: 5人 クリック: 32回この商品を含…

観察の理論負荷性

微生物の観察のことなど*1 *2また考えていた。 ただ観察する、といっても、それは客観的な真理なわけではない。たとえば、胞子を胞子として描けるのだって、そういうものだという教育を受けたからだ。 どうせどこまでいっても真理ではないなら、有益な理論を…

おしごと瞑想

夏のきものを洗って、アイロンをかける。 秋のきものにも、アイロンをかける。 アイロンかけにしても、半衿つけにしても、一点をよく見ていなくてはできないけれど単純なしずかなしごと。短いあいだ瞑想的でいられる。 vegetable chopping meditation(野菜…

「アドラーの生涯」

拾い読み中。 よく調べられた著作ではある。活動の政治的(?)側面も。 アドラー先生も、ある種の人々(ある種の行動)に対しては、怒ったり、ときに激怒したりしておられる。感情を使ってでも強く主張したいと思われたこと、即時に止めてもらいたいと思われた…