2005-12-21 あめゆき あめゆじゅとてちてけんじゃ 「永訣の朝」宮澤賢治 霙。吹雪。 雪ふりかかり下を向く。 足もとを見て下を向く。 ひとりでいるすきまだけ 仕事と仕事のすきまだけ うつむいたきもちでいることをじぶんにゆるす。 威勢よくでもなく 愛想よくでもなく ただ現の今日の仕事を 今日の食事を 共にしてくれる人がいて たすけられて一日をすごす。