2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

論文を書くように

農学部でトレーニングを受けたことで今のくらしに役に立っていることなど思いつかずにいたのだが、そういえば、論文やレポートを書くときの考える順序のようなものも、役に立つのではないかと思い出した。 書くことにというのではなくて、さまざまな課題に取…

苦しんで書く目的

数日来、いくつかの文章を書くために、そうとうの時間を費やしてしまった。 こういうときのために(も)、昨年、実用文の書き方ワークショップに参加して、どんな実用文も1時間以内で書く、わかりやすく書く、というトレーニングをしたのだった。 これは役…

微生物を観察するように

先日から、人間行動の全てには(原因ではなくて)目的がある、という理論でもって、自分の行動や感情を観察する、というのをやっている。そのときに注意しなくてはならないのは、価値判断を離れて、ただ観察するということ。ただ植物観察をするように昆虫観…

冬の稲妻

夜半に雷鳴。激しい雨。冬の稲妻だ。 ずっと在宅で仕事。いっぽも地面を踏まなかったよ。

イルミネーション

夕刻、両親から、近くまで来ている、とケータイに電話が入る。 仕事を早めに終えて、待ち合わせる。 商業ビルの広場のようなところに、老親がふたり、つくねんと腰掛けている。 別のビルまで誘って歩いて、しずかな店で軽い和食をごちそうする。 クリスマス…

Old Friends

大学に入った最初の一年間だけ、賄い付きの下宿に住んでいた。 いっしょに入った女子学生が7人いた。 学部もその後の進路もばらばらだったのだが、最近ふとしたことから、そのうちのひとりが連絡をとりあってくれて、きょう、近在の5人が集まって「同窓会…

親切に喧嘩する

ある講演テープを聴いていた。 感情は使うもの、という主旨はなんども聴いたことのあるものだが、こんな部分が興味深くて笑ってしまった。この講師はほんとうにそうしていらっしゃるから。 −−訳のわからないヤツ、話の通じないヤツと喧嘩すると損する(とい…

アップルのiMac G5欲しい!

これはキャンペーン応募用のタイトルだが、ほんとうに、Macも欲しいし、iPodも欲しい。 きもの買わなければ買えたのだが…。 今シーズンまでいまのマシンに元気よく働いてもらわなければならないから、次が欲しいとは本気では思わないことにする。iPodは検討…

温故知新は続く

以前の資料を読み返していることを書いた*1のだが、今日1999年ごろのものを読んでいて、ある人の書いたものが、今のその人のふるまいそのままだったので、ちょっと驚いた。6,7年経っても、やっぱり変わっていないのだったら、けっこう根深いというか、ほ…

graceful

昨日、グレイスフル、と書いたのは、ふんいきの上質さのようなものをめざしてだったのだが、調べてみると、「〈言葉 感情など〉潔い,率直な」「a graceful apology 率直な謝罪」のような意もあるという。 ますます、グレイスフルをめざしたい、と思ったこと…

きものの人

昨日の清子さんの披露宴でのきもの姿は、じつによかった。 きものも帯も上品な色調や材質で、最高の品であるだろうが豪奢ではなく、これみよがしではなくて、衿の具合も帯揚げも調和していて、体型もほどよいのだろうが、日舞のおかげか立居振舞も自然で、ほ…

「わかりやすく説明する技術」

ごく当たり前のことを書いているのだが、失敗例とその問題点、解決例を挙げていることと、ビジネスでの具体的なシーンに特化していることで、使いやすいテクニック指南にはなっていると思った。心理学的アプローチのコラムも実用に即したヒントを与えていて…

スノーエンジェル

ピラティス、今日は代講の先生。 ふだんと違うことをしたので、じぶんのために少しメモ: スノーエンジェル きらきらぼしのように、手を内旋、外旋させるのを繰り返す。手のひらではなくて、肩関節から動かす。ウォーミングアップ、ショルダーコントロール、…

人を楽しくする作品

ミュージアムショップとカフェのあいだの通路に、たくさんのドットで囲まれた小さな空間があった。 なんだろう?と入ってみると、丸窓がある。そこを覗き込むと、丸がたくさん映りあった万華鏡のようなながめ。覗いているじぶんの顔もその万華鏡の一部になっ…

熊本市現代美術館

熊本市現代美術館*1をはじめて訪れた。 うたたねのできる枕までついた椅子のある、ライブラリのようなギャラリーでは毎晩ピアノのミニコンサート(無料)があるというし、 壁にこどもが落書きできる工房(キッズファクトリー)や、あそびば(キッズサロン)…

マティスの「軽さ」

AERA No.60 05.11.14「プーシキン美術館展*1を迎えて」 安西水丸氏インタビューより 「芸術はつねに純粋で静かなものであり、魂をしずめるものでなければならぬ。私はつねに作品が春のような軽さと、悦びとを湛えて、そのために費やされた労苦の跡を、とどめ…

いろづく

ヤボ用があって、キャンパス内を遠くまで横切って歩く。 工学部内の通路は、木犀のかおり。 文系棟のあたりでは銀杏と、なまえをしらない円満なすがたの木との葉っぱが、 橙から黄色にかけてのあたたかい色味にグラデーションになっている。 広大なわりに木…

うっとりする

朝、おふとんをかたづけるときに窓を開ける。 団地の公園の木々が色づいている。山も見渡せる。 なんどもなんどもここで季節をすごしているけれど 日に日にここからのながめにうっとりする。 他になにが要るだろうね。 他のどこかになにかを求めることが要る…

「和尚と過ごしたダイアモンドの日々」

続けて読んだり、休んだり、半年ほどかかって、本日読了。 引用しておきたいところがたくさんあるのだけれど、いまは書くのは相応しくないように思う。 なのでこれだけ。 和尚と過ごしたダイアモンドの日々―ザ・ニュー・ダイアモンド・スートラ (OEJ books)…

道楽

一昨日、「あそび」についてのお話を聴いた。ひまつぶしのようなあそびではなくて、入れ込むほどのあそびのこと。ジンセイのベースに、そんな「あそび」が要るのだという話だ。 今回は4日間きもので通していたのだが、昨日、知人とおしゃべりしていて、「こ…

永観堂

秋晴れ。きょうまで休みをとって、京都滞在。 「きねや」*1のおばさんから聴いて、永観堂*2へ。紅葉の名所とのこと。 まだ色づきはじめで、平日の昼間でもあるせいか、ひどい人混みはなく、かといって寂しくはないほどの訪れがある。堂内もじぶんのペースで…

何必館

雨。 夕方、大阪での用を終えて、電車に乗るとき、阪急の出しているミニコミ紙を手にした。 紅葉の記事と、日本の美の記事。「近代芸術家の書展」というコラムの、力強い書にひかれて、予定を変更、はじめてゆく美術館のその展覧会を見に行くことにした。四…

話を聞くことね

その新聞の未読のものを斜め読みしていたら、ひとつきほども前の生活欄「相談室」に立ち止まる。 相談「人をひきつけるには 大学生男子20歳」 回答者 ピーコさん「話を聞くことね」 「(略)これは体で覚えるのよ。」 「人をひきつける前にさ、サークルって…

休養日

疲れているなあ。そらはうつくしい秋晴れだったのに。 稼ぎではないしごと。行き違ってお下手をする。 ゴミが溜まっている。部屋にも、マインドにも。 部屋だけはすこしおかたづけ。新聞の山をなくした。

のこりの2カ月

11月だ。はやすぎて。今年やるはずだった、まだやっていないこと、本気でやる気があるのかな、じぶんにきいてみよう。 夜、勉強会。吊したままのウールのきもの、バティック帯で。