道楽

一昨日、「あそび」についてのお話を聴いた。ひまつぶしのようなあそびではなくて、入れ込むほどのあそびのこと。ジンセイのベースに、そんな「あそび」が要るのだという話だ。
今回は4日間きもので通していたのだが、昨日、知人とおしゃべりしていて、「これが私のあそびかな…。ずっときものではないかもしれないけれど、うつくしいもの、人の手のかかったもの、そういうのになにかいつも入れ込んでいると思う…」と、ふと話をした。じっさい、きもの関係には、おカネも注ぎ、時間も注いでいる。きものに関してはこんなふうにはずっとは続かないと思うけれど、次も何か、どこかで通じたものに入れ込むだろうと今は思う。

昨日今日で、ああこれ好きだな、とあらためて思ったものたち:

  1. ととのった空間 美術館も、お寺も。
  2. 写真 永観堂で「○○さんのは大きいカメラやから景色がキレイにうつるねん…」といったおしゃべりをしながら記念写真を撮っているおばさんたちがいた。いいやー大きいからじゃなくて…とこだわりたくなった。銀塩写真がちょっと恋しい。
  3. 陶器 回り道をしたその細道で、沖縄の壷屋や三重の神楽の器を置いた民芸品店に出くわした。掘り出し物だー。