2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

よこではたらく

「○さんと△さんは仲はいいのかしら?」 「仲がいいかどうかはわからないけど、課題にとりくむのは協力してやれてるから、それでいいと思うけど」 - - - 「なんでそんなに怒るんですか、私のことキライなんですか?」 「・・・・・・」

冬の仕事

雨の前の、ちょっとぽかぽかした午後。久しぶりに家に居る。 入試業務の休日出勤と、先週末も別の講座でカンヅメで、ぽっかりと休む日は3週間ぶりだ。 新学期の始まる春までの間、学生さんたちは居なくなるけれど、私たちは年度末のシメで書類仕事に追われ…

仕事や責務に囲まれた

「Spiritual Island -Hawaiian Relaxation-」というCDを久しぶりにかけていた。 ハワイ語の唄は意味が全くわからないので、歌詞カードを読んでいた。 素直な旋律の曲があった。「ハワイ大学法学部を去ることになったジョアンヌ・プルにお別れの贈り物として…

問いかける

そう。そこまでは問うたよね。 もういっぽ、そのさきは? いつまで、そこまでで問うのをやめているの? そこまででいることで、あなたが手に入れているものはなあに?

もっと手放せる

ある分野の本を以前に買ったような気がして、本棚を捜索した。 立派な書斎があるわけではなくて、玄関まで含めた4つの部屋のそれぞれを工面して本を収納している。 何百冊になっているんだろう。 おおまかに年代やジャンルで分けてはいるものの、探しものは…

魂を養うヒアシンス

「いま やろうと思ってたのに… (知恵の森文庫)」より 品物が奪われ/心細い蓄えには/二個のパンしかなければ/一個を売り、その金で 魂を養うためにヒアシンスを買うとよい ギアが高速に入ってしまったと思ったら、何もかもはできないんだと自分に言い聞か…

ばかものよ

昨日テレビで、茨木のり子さん死去の報。 呼んだのかしら、一昨日、本の捜しものをしていたら、本棚の奥に彼女の本をみつけた*1。 ご冥福を− ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難しくなってきたのを 友人のせ…

リフレーミングごっこ

「上司から叱られた」というお題。 「よかったですね、まだ見捨てられてないんだ」「期待されているんだ」。あんまりウケない。 「その上司、バカでわかっちゃいないんだ」という方も。ウケたけど、私にはかえって疲れるかな。有効な場合もあるかもしれない…

感動しい

オリンピック番組を観る。日々観る。 演技を見ては感動し、走りを表情を見ては感動し、インタビューを聴いては感動して泣いている。 オリンピックだけではなくて、ドラマでも映画でも本でも、リアルな人やコトでも、雲にも木々にも、折々に心動かされる。 "…

"寒い日"には

さわやかな空。寒さに戻った。 ヤボ用でキャンパス内をてくてく歩く。 閑静。 試験も入試も終わって、学生さんたちがいない。 事務職員さんたちは通常営業。ただ各々の仕事をしている。 郵便局にマラソンの高橋尚子が書いた色紙がかけてあった。 何も咲かな…

六群比丘

バスを待つ間に考えごとをしていて、ふと「六群比丘」のお話が思い浮かんた。 お釈迦さまの弟子に、六群比丘という、しばしばよろしからぬおこないをする連中がいたという。お釈迦さまは破門はせずに置いていて、ことあるごとに彼らを叱ったが、それでも比丘…

シュレッダー

ぱかすかと捨てた。生業のほう。 先日ひとしごとカタチになった。途中経過を処分した。 足かけ3年分の途中経過も。はたらいた痕跡。済んだこと。 シュレッダーにかけた。 もっと捨てられるものは? これからここに置くものは?

「プロ論。」

プロ論。作者: B-ing編集部出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/12/19メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 151回この商品を含むブログ (159件) を見る 「B-ing」に掲載された「巻頭インタビュー21世紀を働く」を加筆・修正したもの、とのこと。50人のイ…

装いと敬意

夕方、地下鉄に乗っていた。 斜め前に、20代後半かな、若手の女性が腰掛けている。他にもたくさんの人がいるのに、その人にばかり目がゆく。 色づかいとスタイルが、さりげなく、でも細心に行き届いているんだ。 バッグは大きめのやわらかそうなキャメル色の…

めんどくさいからがんばる

入試業務で出勤。昼休みにエンジニアである同僚たちとよもやま話。 「…めんどうくさがりじゃないと、技術屋はやってられないんじゃないの。なんとか要領よくやりたいばっかりに一所懸命がんばる。めんどくさくてやってらんないから、いいプログラム考えよう…

「言語表現法講義」(2)

言語表現法講義 (岩波テキストブックス) 再読了*1。 8年くらい前に読んで、傾倒した本だった。けれども今回再読していて、…で、どうするねん、と、もどかしいような思いがしてきた。私の側の関心域が移ろってきたんだなと思う。 この本は、書くことのうちで…

紅茶

入試業務のあと、まだ明るいうちに街に出た。 お茶をのみながら本を読みたいなと思った。 お茶というのは、私の場合、ミルクティーだ。 本を読むのには、ドトールやスタバのようなコーヒーショップもつかうのだけれど、今日のような日は、外の光がはいる明る…

書くとおりに感ずる

ウェブ日記を書くようになって7年あまりになるだろうか。 むかし書いたものには、じぶんで読んで不幸な気持ちになるような記事もある。 このごろ、ひどく悲しかったりくじけそうなことがあったときには、ちいさくてもよかったと思うことや、全く別の話題を…

入試

入試。土日も。 もちろん、受験するのではなくて、試験監督業務です。 …と書こうとして、「もちろん…」ではないこともありうるんだな、と思い直した。 ウェブをたどっていると、社会人で(入試のある通信制大学の)大学生である人たちのコミュニティに出会っ…

聞きたいものしか聞かない

たまたま、昨年ある同じ話を聴いた別の方の感想を読んだ。びっくりした。 複数のお話の、全く文脈のちがう部分がまだらにつなげてあって、聞き手の意見も接がれていて、全くちがう物語が作成されているのだった。録音をとってあるので確かめることもできる。…

「言語表現法講義」

言語表現法講義 (岩波テキストブックス)作者: 加藤典洋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/10/08メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 96回この商品を含むブログ (50件) を見る ふと思い出して、再読している。 むすんで開いて−自己凝縮そして他人への関…

したくないなら、やめたら

1月28日付、朝日新聞生活欄の相談室。回答者 ピーコさん: 質問:勉強がはかどらない 私は大学受験生です。入試が近いのに、全くといっていいほど勉強がはかどりません。(略)私はいつまでも高校受験の失敗という過去の挫折のことを考えてしまい、机に向…

スパ=コクーン

夜、街なかの温泉へ。 客は多いけれど、大勢のなかで、独りで居られる。 大人である人たちは、お互いがひとりで居たいのを邪魔しない。 思いきりぐったりして、わが身のメンテナンスに専念していられる。 cocoon3連発。 ひとしきりだけ、まゆごもりする。 …