もっと手放せる

ある分野の本を以前に買ったような気がして、本棚を捜索した。
立派な書斎があるわけではなくて、玄関まで含めた4つの部屋のそれぞれを工面して本を収納している。
何百冊になっているんだろう。
おおまかに年代やジャンルで分けてはいるものの、探しものは厄介。
目当てのものは見つからなかったけれど、あらこんなのここにあったんだ、という見つけものもあり。
何を持っていてどこに収めたかも把握できないほどの本にスペースを費やしているんだ。
 
きょうはまた、iPodに詰めるCDをどれにしようかと、CD収納スペースを探していた。
ひとつの部屋のなかだけれど、10個くらいのボックスや引き出しに分けて収めている。
何百枚になっているんだろう。
そのうちで、持ち歩いて聴きたいなと選んだのは、指の数で足りるくらい。
 
数年〜10数年前の関心を、ふうん、これ好きだったよな、と今はすこし遠くに眺めている。
眺めているじぶんを観ている。
 
昨年ずいぶん手放した。
まだまだ手放せる。