2006-01-01から1年間の記事一覧

一年の計は

どうなったか。*1 あたらしいあそびを探す。 まだ、これというものには出逢っていないかな。 ついでの旅ではなくてただ旅のためのひとり旅をする。 3月、ついでではあるけれど、直島の一日。 手放す。モノをもっと手放す。 いくらか成功。けれど、増えたも…

ふりかえる

この一年のじぶんの日記を読み返してみた。 夏の入院以来、ここはおさぼりになったけれど、今のじぶんをはげますことばもある。 「日々の出来事に感激したり、驚いたり、憤慨したり、時には慌ててみたりとさまざまのことがあった一年でした。気がつくと自分…

テクストの読み方

2ヶ月ばかりも抱えていて、ほんの少しずつしか読めなくて、でもそんな読み方でよかったな。と、本を一冊読んでいる。 これまでたくさん買った、知識のための本は、もうかなり処分してしまおう。

play the role

ノンフィクションの当の登場人物は、ええっ、そ、そんなぁ…と驚愕しているのだが、おかまいなしにシナリオはどんどん構成されていて、ええっ、そ、そんなぁ…とでも云おうものなら、じぶんのクビが締まるだけ、になっているらしい。 思いがけない役が割り当て…

こんな語り そんな語り

お茶の水の日曜日の朝。12月のこの時期にしては、おだやかな冷たさ。 銀杏のきいろい葉が散り敷いている坂道。冬のあかるい朝のしずかな古い文化的な街。 ふるくからの親友と久しぶりに会って、ふたりで教会を訪れた。 「元気で会えてよかった」と感謝の祈り…

凛として立って

姉弟子から「凛として立っていてください」と叱咤激励。 嘆かわしくて、草臥れている。 泥のように眠りたい。

vipassana team-work

足かけ5日間、山あいのしずかな場所に滞在していた。 ケータイの電波も届かず、テレビも読むものもないところ。朝は霧につつまれ、夜は日ごとに月が満ちてゆく。 そんなしずかな時間・空間にいられて、大勢のなかで独りでいられて。満喫。しばらくコト多い…

brotherhood

今週のカードは「brotherhood」。 (一般的な きょうだい のことではなく)修道院の修道士間のありかた、だそうだ。 ふうん。 すぐにはピンとくるものがなくていたのだけれど、ぶらさげていると、おもしろいことがちゃんと起こる。 そうして、そうではないこ…

surrender

クラスのあと、受付カウンターに置いてあるカードをひく。 きょうは「surrender」。 「降伏、ですね。○○さんはこのカードをひいて落ち込んでたんですよ」 とスタッフの方。あらら?落ち込むようなメッセージなのかな? 降伏、というか、明け渡すこと。ありが…

病・死

晩年の沢村貞子さんの写真、TVで。 海を見はるかす、凛としつつもやわらかな姿。 そんな佇まいにはとてもとても遠い。 今年は、縁ある人たちが、病うたり、逝かれたり。 そんなことには近しくなって。

日記は続いている 

ここにはこのごろごぶさたしている。 6月からしばらくは、体力(眼力、脳力?)不足のために、読み書きから遠ざかっていたというのもある。 おまけに、というか、あえて、というか、遠ざけたいアレコレも。 そうして、ねがう(めざす)ことも。 別のところ…

名前

花の名前作者: 高橋順子,佐藤秀明出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/04/15メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る 春に、『雨の名前』『風の名前』『花の名前』という3冊を買った。 随筆があったり詩があったりもし…

熱帯だー

暑い。熱い。溶けそう。 ちょっと外回りの用でアスファルト道を歩いていたら、 むかし、ムンバイの街を歩いていて、ながく弧をえがくような海岸沿いで ぽつぽつと植わった樹の陰で、ぬめーっと溶けて貼り付くように (と遠目には感じられるほどに)ぐったり…

居場所

お休みをとって、1週間、帰省先に居る。 これまでだと、せいぜい3〜4日で、じぶんひとりの家に戻りたいと思い、じっさい戻って来るのだけれど、今回は、もう少しここにゆっくり居たいな、といっしゅん思った。 これまでと違うのは、じぶんひとりで居られ…

日にち薬

日に日に、とまではいかないけれど、週ごとには、それとわかるくらい、「ふつう」に戻ってゆくのがわかる。 今週はというと、舗装された地面を踏んでも、固さがあんまりひびかなくなって平気で歩ける。読み書きしゃべり聞くのが、あんまりくたびれずにできる…

通販生活・通院生活

自宅療養10日め。日々雨降り。 腫瘍はたいしたことなく済んだけれど、開腹手術とベッドレストは意外とキいている。 体力低下と体型変化。 いつになく時間があるのだけれど、読み・書き・話し・考えること、いずれもしんどくてお休み。 いやはや。 でもまあ、…

非日常

入院は結局10日間で済んだ。 たいしたことにならずに済んだ…とりわけ篤い状況の方々の多いびょういんだったので、手術していくらか回復すれば終わりなんて、カンタンでラッキーだったと思わずにおれないことだ。 よくもわるくも非日常だったな。 身体のコン…

旅支度

あさってから2週間弱ほど(目標)、大部屋ぐらしの予定。 市内だけれど、某専門病院にカンヅメだ。 入院グッズを詰めていると、バックパッカー旅に出るときのようで、ちょっと可笑しい。 荷物はできるだけ身軽にとも思い、そのくせ不便で困らないようにだと…

そんなときのレシピ 

午後には大きな公園に出かけた。 友だちが、公園を歩いて深呼吸する…というメールをくれていたのに触発されて。 いっぽいっぽゆっくり歩く。 ヒールの靴で行った所為もあるけれど。 こんなペースも、好い。 樹のあるところはそれだけで好いけれど、そのうえ…

ほんとうにhug a tree

おだやかなお天気。地下鉄の駅までのみちすがら、気配のよい(と私に伝わる)樹をhug。 樹のほうは、めいわくなことかもしれないけれど(なんてことまで気にする私)、ゆったりと気配をもらう。おおげさに言うならば、世界に仲間が居る、味方が居る、という…

hug a tree

ピラティス、家でもいつもできるコリ対策、メモメモ hug a tree 木を抱くように腕をまあるく開閉 あの手この手 片手の掌を上向きに、もう片方の掌を下向きに。向きを変えてみて落ち着くほうでしばらく呼吸している かわいいネーミングだ。 呼吸浅く、へなち…

にもかかわらず笑う

Humor ist,wenn man trotzdem lacht. ユーモアとは「にもかかわらず」笑うことである 「われ笑う、ゆえにわれあり」 アルフォンス・デーケン 友だちが紹介してくれた。

リソース

私にあるリソースを数える。 好奇心もちで、感動しいで、ええかっこしいで、強情っぱりで、 だから、 おもしろがれるし、ちいさいことをみつけられるし、そうとう地道なところでがんばりもきく。 うん。こんなリソースがあるのだから、だいじょうぶだ。

笑うけんきうしつ

おひるどき、ボスとスタッフと6人、ミーティングルームでめでたいおしゃべり。 みんなでたくさん笑う。笑う。 いつも笑っているようなしごとでは決してないけれど、ひとときこんなに笑える。 そのなかの一人でいられる。ありがたく。

そぞろおもう

Hope for the best and prepare for the worst. 最善を望み、最悪に備えよ 何年か前に急逝された先生が座右の銘にしておられた。 精力的に研究をされていた方。 そんなこんなを思い出したり。 * ふうん。科学者モードと、詩人モードが、いいな。 * 今私に…

いきれ

昨日は、雨模様で、草の道を歩いて靴を濡らした。 今日は、すっかり晴れ渡って、風が吹き渡って、清々しい気温で、木々のまだあたらしい葉っぱたちがそよぐ。みどりのいきれ。 誰かのために私のためにでなんかないのだけれど、あんまり恵まれている一瞬。い…

data

おもしろいな。 じぶんのことなのに、カガクテキデータのように眺めている。 ふうん、なるほどね、と聴いている。 どうなるかな。 ちょうどよかったんだろう。 ちょうどよくなるんだろう。

カラダ・アタマ

連休の最後は、ほんのすこしだけアレクサンダーテクニークに触れるワークに出た。 たいていモトをとって帰るのだけれど、今回はモトがとれているかどうかあやしい。 連休があけて、モトがとれたと思うためには何があるときか、そんなことを考えたりした。 そ…

ルーティン

ふつうに勤務の日々に戻る。週一のレッスンにも戻る。 こまごまとした用事の話、おひるごはんを食べながらの四方山話。 意見が違ったらじゃあどうするかと折り合って動き出せ、 トラブるとどうやってメンテするか工夫して、 身体のぐあいがわるいと手当をし…

万物生

地面が濡れている。夜のうちに雨が降ったようだ。 このあいだ、「雨の名前」「風の名前」という本を紹介していただいた。 届いたその本から、こんなときの雨はなんというなまえだろうと探してみた。 万物生(ばんぶつしょう) 春の雨をいう。生きとし生ける…