「プロ論。」
- 作者: B-ing編集部
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/12/19
- メディア: 単行本
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「B-ing」に掲載された「巻頭インタビュー21世紀を働く」を加筆・修正したもの、とのこと。50人のインタビューが取り上げられている。中に興味のある人が何人かいたので買ってみた。アマゾンのマーケットプレイスにて。
好きなことをしよう、といった論調が多い。そりゃあ「B-ing」だから、ひとつところにしがみつこう、というのでは困るだろう。紙幅に限りがあるせいか、深まらないところはあるけれど、さらさらと読める本も出先に持ってゆくのに相応しくてよいこともある。
自分のためのメモ
- 藤巻幸夫
- 幸せな人には、幸せの橋がかけられますが、つまらない人生を送る人にはつまらない橋しかかけられない。
- 仕事はお客様のためであり、社会のためであり、もっといえば神のためにするべきもの。
- 大事なことは、正しい仕事をきちんとやること
- 佐々淳行(元内閣安全保障室長)
- 上司をうまく使う方法 会議の席で上司に反発するなど百害あって一利なし。諫言は必ずサシで行う。(略)上司に指示を仰ぐときには、3択の指示伺いが有効(略)選択肢を3つ持っていく。 参謀学
- 同僚と仲良くやる方法 根回し 「アイツには言っておかないと、うるさいな」という人物には事前通告が効く。議論はいりません。
- 部下の扱い方 難しいことよりも実は基本が大切(略)そういう常識的なことがきちんとできる人は、どんな職場でも部下から慕われ、上司からは信頼される
- 危機管理の基本は、悲観的に準備し、楽観的に対処すること。(略)最悪の事態を常に想定できる人は、やるべきことがちゃんと分かっている人
- 和田秀樹
- 齋藤 孝
- できる人に共通すること まねる力、段取り力、コメント力
- 優れたビジネスパーソンになるために
- スピード 仕事ができない人は先送りしがち
- 量 「ぶつくさ言う前に量をこなせ」 効率よく仕事をする技術 量的なタフネス
- 思考能力 読書 日記
- 井筒和幸(映画監督)
- 職人は自分のために働いていない 仕事っていうのは、そもそも他人のもの(略)それを自分でしかできないものにして返してやる(略)その人にしかできないものにして仕事を引き渡す
- 金子 勝(慶応大)
- 「人生、努力すれば報われる、こともあれば報われないこともある」。
- 高橋がなり(ソフトオンデマンド)
- 自分の運を信じな どっちだっていいんですよ、自分が決めたんなら。選んだ道は、自分で幸運の道にしてやると思えばいい。(略)物事は直感で決める。偶然の出会いを大切にする。だから、たまたまの巡り合わせに逆らわない。
- 北村龍平(映画監督)
- オーストラリアでも、ハリウッドでも、みんな自分の意見をはっきりと言う。激論になることがあっても(略)本当に大切な人同士だったら、本当に結び付いている人たちだったら、そんなことで崩れない(略)人間性の下劣なヤツ、言ったことに責任を取らないヤツとは、かかわらないし仕事をしない。
- 笑福亭鶴瓶
- 神様から「お前もなんかせい」と言われて人は生まれてきてるんやと思う。だから、自分を信じるべきや
- 日比野克彦
- たくさんの判断が必要な仕事ほど、いい仕事
- 和田アキ子
- 努力したことを自分からアピールしてどうする 自分から認めてくれる人を探したらダメ
うわ。長くなった。この本はまた売りに出して、流通させようと思う。