マティスの「軽さ」

AERA No.60 05.11.14「プーシキン美術館展*1を迎えて」 安西水丸氏インタビューより

 「芸術はつねに純粋で静かなものであり、魂をしずめるものでなければならぬ。私はつねに作品が春のような軽さと、悦びとを湛えて、そのために費やされた労苦の跡を、とどめないようにと願っている」。マティスの言葉ですが、その通りだと思いますね。
 この絵は鑑賞というより、自分の部屋に飾りたいなあと思わせる。そんな「軽さ」って凄いことなんですよ。