話せばわかる、ではないこともある

最近、ある先達から、ある人について「○○には言ってもわからないよ。バカだから」と教えられたことがある。
先達はその人に、何度も何度も、たいせつなことを言って聞かせておられていた。ときには怒ってさえも言われていた。と、ハタから見てきて思う。しかし、もう、言われることもないのだろう。
そこまでにずいぶんお疲れになっただろうなとそれもお気の毒ではあるが、もう耳には従わないかもしれないが成長をたすけるようなことなど言ってさえももらえない方も可哀想ではある。そのうえそうとさえもわからないでおられるとしたらさらに可哀想というのか幸いなるかななのか。