zorganto

本業ではない活動で、講習会だの講座だのを開催する「勧進元」「世話人」のような役割をしている。

世話人」というのは(呼ばれるのも)、なんとなくそぐわなくて居心地がよくない。「世話」するとかされるとかが、個人的に好みでないからだけかもしれないが。うまく説明するにも面倒で、全く知らない人に紹介するときには「ボランティア活動のようなのの世話人のようなお役目が回ってきていて…」などとしどろもどろ。

エスペラントでは、このような立場(このような役割の人)を言い表すのに、「zorganto(ゾルガント)」という(いうらしい)。このことばだと、しっくりくる気がする。

語幹zorg+人を表す接尾語-anto で、zorgする人という意味。
zorg は、英語だと、care for, be concerned over, be anxious about にあたる。
うん。たしかにzorgしている人ではあるな。

複数形になると zorgantoj(ゾルガントイ)。
みんなで〜というのがうつくしいと思う。が、寄ってたかって、各自の思い込みにもとづいてスケジュールを無視した評論家をしているのでは、ちょっと違うだろう。

他所の zorgantoさんたちと協働しなくてはならないので、とにかくお料理が腐りませんようにと、たびたび思い返す。落っこちそうになったお皿をもって走ったり、火をかけたかと思ったらまた消してひっこんだり、私には修行修行の日々。