折り目と衿

しかたなく…あるいは、おかげで…しばらく棚上げにしていた、きものまわりのことなどをする。


吊してあったきものや長襦袢、積んであった帯をきっちり畳んでたとう紙に収め、長襦袢半衿を計3枚縫いつけた。


いつもキレイな衿もとでいたい。面倒くさがりなので、いろいろ手抜きワザを試してみたのだが、やっぱり手で縫いつけたのがいちばんきれいに着られるみたいだ。下手くそなので指を2カ所刺した。文字どおり、血のにじむ半襟になってしまった。うう。


きもの本を眺めるのも好きだが、折り目を正すとか、衿を縫うとか、そういうのも気持ちが切り替わって好ましい時間ではある(たまには)。ひと仕事だが、すっきりした。ほっ。