女王さま

きょうもアクシデント。東の施設で作業の予定が、西の施設へ。しかしこちらからは急な変更の連絡がとれない人がいるので、また、あらかじめ連絡してあった東へ戻り。という東奔西走を、仲間が引き受けてくれた。

結果オーライで、よかった。
みな、忙しいなかで分担を引き受けてくれていて、ありがたい。


ただ、どこかで何かが、ひっかかっている。

急な変更なんて、したくてしてるわけじゃない。
急に連絡をとらなければ次の作業が困るほど余裕のないことに、したくてしているわけじゃない。

それから、ケータイ(ぴっち)の番号を催しの問合せ先として公開して、不特定多数の人からの電話を受けるのも、しなくてすむならしたくない。


前に、催しの問い合わせが自宅にかかる、といって、その催しのPRを担当することになっていた私に、連絡先になっていた方からクレームを入れてこられたことがあった。何らかの連絡先を公開できないと困ると思うので、自宅がだめなら例えばケータイを持っていただくとか何か、相談させてもらえないか、と申し入れたら、私はケータイは持ちたくないっ。と怒られた。
他者のポリシーはいぢる気はなかったし、今もないのだが、そのためにこちらにふりかかること、しごとの達成に支障していることは、やっぱり相談させてもらいたかった。

活動目標のために、知りたいと思った人にコンタクトしてもらえる窓口を開いておきたいから、
そして、もう、仲間であるはずの人たちとの間でそんなトラブルに遭うほうがいやだから、
私は今のところ、いつから始終連絡を受ける役割を引き受けた。
そのことに文句はいわない(でも、早く誰か代わってくれないだろうかと待っている)。


さらに前に、集団で歩く旅で、
いちばん脚の遅い人が、全体を支配する
と聞かされた。

脚の遅い私は、他の人たちの自由度を縛っていた。
いちばん情けないようでいて、いちばん支配する、女王さま、なのだ。

それから、これは、現在のことではないが、
連絡のとれない人たちが、チームワークの全体を支配していた事態が、そういえばたしかにあった。

そんなことを思い出していた。


ともかく現場が動くために、脚の遅い人は前を歩かせる。
連絡がとれないということについては、何か私にできる対処はあるのだろうか。