梅を競り落とす

オークションで、ユーズドの帯を2点落札。
雪の帯と、梅の帯。

黒地に梅を手描きした帯は、他に二人、最後まで狙っている人がいて、
5分おきに500円くらいずつ何度も何度も入札が入る。持久戦。
あきらめようかと思ったけれど、粘り勝ちした。

花鳥風月の帯は、季節をすこし先取りしてしめる(らしい)。
梅は、ちょうど今。
ほんものの梅が咲く前にしめたい。

それで、梅の帯を探していたのだけれど、なかなかちょうどいい風情のが見つからないでいた。狙っていた他の人も、今こそ梅の帯を、と探していたんだろう。
季節限定の、ぜいたく。

ユーズドなので、実物を見てみないと状態が充分いいかどうかわからないけれど、もしもあまりよくなかったとしても、しばらく部屋にかざって早春を楽しませてもらうことにしよう。