「変身」ではなく

今日も入試のため夕刻まで出勤。

終わって、講座。最終回。課題は自分のイメージに合うコラージュ制作。例えばオフィスシーンやパーティーシーンを、ファッション雑誌のみならず、建築雑誌などからも切り抜いて、小物や背景も含めて構成するというもの。たすけてもらいながらできた景色は凛々しくて、現実の私からはあこがれのようなもの。イメージとしては合うのだが、体型としては…ウエストが…脚線が…ついていっていない。

そんなことを先生とおしゃべりすると、こんなふうになりたい、とイメージするだけで13号に近い体型だったのが9号近くにまでやせた人もいるのですよ、と。うーん、できあがりのコラージュをかざってながめて過ごそうか。

それから、身につけるものだけがらっと変えても、すぐ元に戻ってしまう人もいる、それは「変身」だから、と。「変身」ではなくて、内外ともある程度の時間をかけて相まって変わってゆくべきものだから、と。

いっしょに取り組んできたクラスメイトが10名近く。その人らしさを掘り起こし明確にする方向にあれこれ考えたり工夫したり、がんばっておられるのに励まされてきた。