時機を逃す

参加したいと思っていたあることが、いったん定員に達した。そのときは(ああ、もっと早く動かなければならなかった、私はいつもこうなんだ)と悔やんでいた。ら、定員増になっているのを見つけて(あ、これは今こそ参加するときだ、ということかも)と思ったのだが、くよくよ、のたのたして日々が過ぎ、再び定員に達してしめきられていた。
またやってしまった。いつもこうして機会を逃す。
一方で、どこか安堵しているんだ。選択肢がなくなって。
またやって、いるのは、
のろのろして機会を逃して後悔する、のではなくて、
自分が選ばなかったのではなくて選べなくなったからできなかったんだよ、
と言い訳をすることなのか。