老師

月に一度の講座。
60代にさしかかるのだろうか、若くはない、迫力のある、おばさま講師について習っている。
2003年初春からのご縁だから、もう3年になる。
一般向けの講座から、上級編の2段階めまで来た。
今の講座はあと2ヶ月で終わる。従来ならばさらに上の講座が開講されていたのだが、今はもう、この先はない。辞めた、とおっしゃり、学校は経営だから、とおっしゃるのだが、実態はリストラのようなことに思われる。他の講座も含めて全体にカリキュラムが変わり、彼女の後任には若手の講師数人が決まっている。
 
その分野で、若い人のアドバンテージがあるのはわかる。
ひじょうに個性的な先生なので合わない人、合わない経営者もいるだろう。
一方で、それでもこの先生から習いたい、と思わせるものもあって、私も同級生たちもここまでついて来たのだろう。
 
先生は、独立して、個人のオフィスで教えたりなさるという。
私は、春からどうするかまだわからない。