伴う

お正月休み最終日。
朝、父と散歩に出る。田畑のなかの川沿いの道を歩いて、町営グラウンドまで。
私よりずっとさくさくと歩く人だったが、「もう疲れた」と云うので帰りはバスに乗る。
「重たいものが持てない」と云うので荷物を運ぶ役をする。
何度も話を聞き直されるので、近くに寄って大きな声を出して、短く話をする。
左があまり見えていないようなので、助手席に乗っていて、万一のときの備えをする。
詰まりが脳にゆくとほんの7分、だそう。なので、ふつうに食べて、ふつうに話をして、ふつうにテレビを見て、ふつうの暮らしを暮らす。できることのせいぜい。