こころざし

こころざしをつらぬく。
至誠に悖ることなかりしか。
 
どこまでも私利私欲でありながら、神さまの手である。
せめぎあう間隙で選んでいる。
 
泥水。沈殿してゆく時間をひきうける。
 
次のステージに行く。
そうしたとたんにいちばん底に落ちている。
いさぎよくなく、しかし選んでそこで這いつくばる。
いさぎよくなったとたんに何かがあやうい。
そうだとしたらいちばん底で笑ってはたらける。かもしれない。