鏡のなかのじぶんを見る時間

先月から、あたらしいおけいこごとを始めてみた。
そっと始めてみているところ。
身体のあたらしい使いかた。
ふるくからのお作法のある表現法だが、私にとっては新鮮な動き方。
いちいちぎこちなく、先生のうごきをみつめて倣っている。
手や足のうごきが気になって、視線を落としがちになる。
そのつど、顔をあげて壁一面の鏡を見るように指導される。
1時間、たんと、鏡にうつるじぶんを見る。
そのじぶんと向き合うのにも慣れなくて、落ち着かない。
身体の落ち着かなさ。きもちの落ち着かなさ。
そんなじぶんとつきあいながら、とにかくもうしばらくは続けてみようと思う。