湯治

渓谷沿いの別荘地にある温泉宿*1に一泊。父の喜寿祝をかねて家族旅行。
部屋に露天風呂がついていて、木々のむこうの川からせせらぎの音が始終聞こえる。今朝も目覚めて一風呂のあと、朝食、それからまた微睡んで、さらに一風呂、そしてラウンジでカフェオレ。
至福。
 
電話の通じるところに帰ってくると、厄介な連絡ごと。それからぐずぐずと考えていた。明け方まで眠れなくて疲労。ときおりに、露天風呂のむこうのせせらぎのかんじが思い出される。救われる。としをとってくると、こんなふうな景色や音や味や、たすけてくれるものを内に持つのも必要かもしれない。私の場合は。