彼らにとっては依然として善悪が存在している。彼らと彼らの夢には敬意を表するがいい。誰かの夢を妨げることはあなたのすることではない。 人びとと彼らの愚かさに対して失礼なことをしてはいけない。彼らと彼らのゲームに失礼なことをしてはいけない。 社…
休日出勤2連発。疲れた。 時限に迫られたチームワーク。 もちつきのあいの手のように。 達成しなければならない(達成したい)ことに向かうためなら、 正しさも合理性もゆずる。 スジの通ることばかりじゃないのが現場。清濁併せのむ。 けれども譲れないこ…
先月から、あたらしいおけいこごとを始めてみた。 そっと始めてみているところ。 身体のあたらしい使いかた。 ふるくからのお作法のある表現法だが、私にとっては新鮮な動き方。 いちいちぎこちなく、先生のうごきをみつめて倣っている。 手や足のうごきが気…
こころざしをつらぬく。 至誠に悖ることなかりしか。 どこまでも私利私欲でありながら、神さまの手である。 せめぎあう間隙で選んでいる。 泥水。沈殿してゆく時間をひきうける。 次のステージに行く。 そうしたとたんにいちばん底に落ちている。 いさぎよく…
長く携わっていたボランタリーなしごとをやめることにした。 結局は犬死にするのだ、とわかることで生きられるように、 結局は徒労なのだ、とわかることが最高の意味なのかもしれない。
光フレッツというののマンションタイプがこの棟でも開通して、昨日が宅内工事だった。 Macは、これまで使っていたOS9が対応していないというので、これを機にOSXへ。 そしてマシンもiBookから新しいMacBookへと替えることにした。 併せて、周辺機器も総入れ…
このごろ、ここに書くのが復活している。ここに書いておきたい、と思うので書く。 なんでかな(なんのためにかな)と、考える。 "今ここではこのように語ろう、と選んだ語りだけを書いて、読んでもらっている"*1 "今のじぶんをはげますことばもある"*2 と書…
要観察で、半年ぶりの検査。 シロである。 ほっとする。 と同時に、ああ病気だったらよかったのに、などという思いが秘かにあるのに気づく。 とんでもないこと。 「じぶんの身体をじぶんで傷めてまで…」と、聞いたのはあれは4年くらい前のことになった。 気…
帰省先の公営のちいさな図書館…というか図書室へ。 新刊のコーナーに、山頭火の句に写真を添えたものがあった。 写真はあまり好みの風情ではなかったけれど、見開きの端にひとつの句というのはよかった。 しぐるゝや道は一すぢ ともかくも生かされてはいる雑…
お正月休み最終日。 朝、父と散歩に出る。田畑のなかの川沿いの道を歩いて、町営グラウンドまで。 私よりずっとさくさくと歩く人だったが、「もう疲れた」と云うので帰りはバスに乗る。 「重たいものが持てない」と云うので荷物を運ぶ役をする。 何度も話を…
初詣で、二礼二拍手一礼をした。 願いごとはとくにしなかった。 ケジメがつくように、清まるように、ただ手を打った。 神さまの使える手でありますように。*1 神さまの楽器であれますように。 そして今生での神殿であるこの身体をメンテナンスしてゆくこと。…
父と、近場の神社を巡る。プチ三社詣。 古いお札やお守りを手放す。 おみくじは末吉。 おことばに、 ふいて祓え、おのれの誇り・・・ 平らかに役務を果たし・・・ のような文言。 タロットのよう。
どうなったか。*1 あたらしいあそびを探す。 まだ、これというものには出逢っていないかな。 ついでの旅ではなくてただ旅のためのひとり旅をする。 3月、ついでではあるけれど、直島の一日。 手放す。モノをもっと手放す。 いくらか成功。けれど、増えたも…
この一年のじぶんの日記を読み返してみた。 夏の入院以来、ここはおさぼりになったけれど、今のじぶんをはげますことばもある。 「日々の出来事に感激したり、驚いたり、憤慨したり、時には慌ててみたりとさまざまのことがあった一年でした。気がつくと自分…
2ヶ月ばかりも抱えていて、ほんの少しずつしか読めなくて、でもそんな読み方でよかったな。と、本を一冊読んでいる。 これまでたくさん買った、知識のための本は、もうかなり処分してしまおう。
ノンフィクションの当の登場人物は、ええっ、そ、そんなぁ…と驚愕しているのだが、おかまいなしにシナリオはどんどん構成されていて、ええっ、そ、そんなぁ…とでも云おうものなら、じぶんのクビが締まるだけ、になっているらしい。 思いがけない役が割り当て…
お茶の水の日曜日の朝。12月のこの時期にしては、おだやかな冷たさ。 銀杏のきいろい葉が散り敷いている坂道。冬のあかるい朝のしずかな古い文化的な街。 ふるくからの親友と久しぶりに会って、ふたりで教会を訪れた。 「元気で会えてよかった」と感謝の祈り…
姉弟子から「凛として立っていてください」と叱咤激励。 嘆かわしくて、草臥れている。 泥のように眠りたい。
足かけ5日間、山あいのしずかな場所に滞在していた。 ケータイの電波も届かず、テレビも読むものもないところ。朝は霧につつまれ、夜は日ごとに月が満ちてゆく。 そんなしずかな時間・空間にいられて、大勢のなかで独りでいられて。満喫。しばらくコト多い…
今週のカードは「brotherhood」。 (一般的な きょうだい のことではなく)修道院の修道士間のありかた、だそうだ。 ふうん。 すぐにはピンとくるものがなくていたのだけれど、ぶらさげていると、おもしろいことがちゃんと起こる。 そうして、そうではないこ…
クラスのあと、受付カウンターに置いてあるカードをひく。 きょうは「surrender」。 「降伏、ですね。○○さんはこのカードをひいて落ち込んでたんですよ」 とスタッフの方。あらら?落ち込むようなメッセージなのかな? 降伏、というか、明け渡すこと。ありが…
晩年の沢村貞子さんの写真、TVで。 海を見はるかす、凛としつつもやわらかな姿。 そんな佇まいにはとてもとても遠い。 今年は、縁ある人たちが、病うたり、逝かれたり。 そんなことには近しくなって。
ここにはこのごろごぶさたしている。 6月からしばらくは、体力(眼力、脳力?)不足のために、読み書きから遠ざかっていたというのもある。 おまけに、というか、あえて、というか、遠ざけたいアレコレも。 そうして、ねがう(めざす)ことも。 別のところ…
花の名前作者: 高橋順子,佐藤秀明出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/04/15メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る 春に、『雨の名前』『風の名前』『花の名前』という3冊を買った。 随筆があったり詩があったりもし…
暑い。熱い。溶けそう。 ちょっと外回りの用でアスファルト道を歩いていたら、 むかし、ムンバイの街を歩いていて、ながく弧をえがくような海岸沿いで ぽつぽつと植わった樹の陰で、ぬめーっと溶けて貼り付くように (と遠目には感じられるほどに)ぐったり…
お休みをとって、1週間、帰省先に居る。 これまでだと、せいぜい3〜4日で、じぶんひとりの家に戻りたいと思い、じっさい戻って来るのだけれど、今回は、もう少しここにゆっくり居たいな、といっしゅん思った。 これまでと違うのは、じぶんひとりで居られ…
日に日に、とまではいかないけれど、週ごとには、それとわかるくらい、「ふつう」に戻ってゆくのがわかる。 今週はというと、舗装された地面を踏んでも、固さがあんまりひびかなくなって平気で歩ける。読み書きしゃべり聞くのが、あんまりくたびれずにできる…
自宅療養10日め。日々雨降り。 腫瘍はたいしたことなく済んだけれど、開腹手術とベッドレストは意外とキいている。 体力低下と体型変化。 いつになく時間があるのだけれど、読み・書き・話し・考えること、いずれもしんどくてお休み。 いやはや。 でもまあ、…
入院は結局10日間で済んだ。 たいしたことにならずに済んだ…とりわけ篤い状況の方々の多いびょういんだったので、手術していくらか回復すれば終わりなんて、カンタンでラッキーだったと思わずにおれないことだ。 よくもわるくも非日常だったな。 身体のコン…
あさってから2週間弱ほど(目標)、大部屋ぐらしの予定。 市内だけれど、某専門病院にカンヅメだ。 入院グッズを詰めていると、バックパッカー旅に出るときのようで、ちょっと可笑しい。 荷物はできるだけ身軽にとも思い、そのくせ不便で困らないようにだと…